こんにちは、みーです。
新学期が始まって、「やっと慣れてきたかな」と思っていた矢先、
突然、「学校行きたくない」と言い出した我が子。
え?なんで?どうして?と頭が真っ白に。
あれから1週間。
子どもは家では元気。でも学校の話になると黙り込む。
無理やり聞いても部屋にこもってしまう。
「このまま不登校になったらどうしよう」
「勉強は?中学は?将来は?」
そんな不安が、毎日あなたを追い詰めていませんか?
お子さんをどうにか今までの日常に、楽しく学校に通わせてあげたいと思っていませんか?
今回は、不登校・登校しぶりに悩む親が「今すぐできる3つの対策」についてお話しします。
不登校や登校しぶりは“特別なこと”じゃない
文部科学省の統計では、小中学生の不登校は年々増加傾向。
特に小学生の登校しぶりや突然の不登校は、珍しいことではありません。
でも、いざ自分の子どもがそうなると、「まさか…」と衝撃を受けますよね。
親としては「どうにかしてあげたい」「なんとかしてあげたい」という気持ちに当然なると思います。
その“頑張り”が、実は子どもを苦しめてしまっていることもあるんです。
登校しぶりが続くと、親は「このまま不登校になるのでは」と先回りして不安になりますよね。
まだ初期段階でも、今できることを知っておくことは、もしもの時に自分を責めすぎない助けになります。」
【対策①】「何もしない」が最高のサポートになる理由
不登校や登校渋りでは、まず「何かをすること」よりも「コントロールしようとしない勇気」です。
親の不安や焦りは、子どもに想像以上に伝わります。
✅「がんばって」
✅「そろそろ学校行こうか」
✅「みんな学校で待っているよ」
全部、プレッシャーです。
子どもにとっては、『親をこんなに困らせている自分=ダメな自分』となってしまいます。
だからこそ、親ができるのは「頑張らないこと」。
それは「放置」ではなく、「信じて待つ」という大きな愛です。
正直、しんどいです。「いつまで続くの?」と気持ちが沈む日もあります。
でも「何もしない勇気」で親が待ち続けてくれることで、子どもの心の安全基地になります。
【対策②】NG対応に気づくだけでも進歩
親が不安になると、ついやってしまいがちな行動があります。
こんなことやっていませんか?
・無理に学校に行かせようとする
・「頑張れ」「大丈夫」など励ましすぎる
・ 他の子と比べる
・ 時間割通りの生活を強制する
・「どうしたの?」「今日は行けそう?」と毎日聞いてしまう
「やってしまったかも…」と思っても大丈夫。
ダメな対応をしたことではなく、気づけたことこそが大事です。
【対策③】「見守る」とは、“そばにいること”
「見守りましょう」と言われても、実際はどうしたらいいのかわからないですよね。
見守り=干渉しないけど、孤独にさせないこと。
・食事や生活のリズムは普通に接する
・ 無理に学校の話をしない
・「話したくなったら、いつでも聞くよ」と伝える
・ 外に出られなくても責めない
・ 元気に過ごしているなら、それでOKとする
真正面からガツンと向き合う必要はありません。
何も言わなくても、「いつも通り過ごしている」ことが子どもにとっての安心になります。
「見守ること」が、回復のきっかけになる
あるお母さんは、「学校のことを一切聞かない」と決めました。
1週間ほどで子どもが表情を取り戻し、自分から「本屋さんに行きたい」と言い出したそうです。
そこから少しずつ外に出られるようになり、
最終的には「また学校に行ってみようかな」と子どもから言ってきたといいます。
「なにもしないこと」が、子どもにとっては「安心」になる。
それが、回復の第一歩になるんです。
不登校や行渋りの理由は1人ひとり違います。このやり方が全てではありません。
でも、見守り、待つことは、お子さんにとって回復への土台になります。
【番外編】親の不安をラクにする3つの方法
見守ること、何もしないことが必要と言われても、「いつまでか分からない状態」でどこまでやるのかとモヤモヤする日もあると思います。
お子さんは親御さんの反応に敏感です。
親がピリピリしていると、それがそのまま伝わっていまし、親子で苦しくなる悪循環へ。
まずは、その循環を断ち切るために、「親の心」をラクにする3つの方法をご紹介します。
①頭の中を整理する
不安や心配なことが頭の中をぐるぐるしていると、どうしたらいいのかわからなくなってしまいます。
そんな時は、まず「考えていること」を全て書き出してみてください。
ノートでも、スマホのメモでもOKです。
『なにに悩んでいるのか』『何が心配なのか』を文字にしてみると、頭の中が少しずつ整理されていきます。
モヤモヤの正体が分かると、「今やるべきこと」が少しずつ見えてくるものです。
②自分へのご褒美は悪ではない
「子どもが学校に行けていないのに、自分だけ息抜きなんて…」
そう思って、自分を後回しにしていませんか?
でも、あなたは毎日、ちゃんと向き合っています。頑張っています。
ほんの少しでも「自分を労わる時間」を持ってほしいです。
✅ちょっと贅沢なおやつを食べる
✅5分だけでもゆっくりお茶を飲む
✅好きな音楽をイヤホンで聴く
たったそれだけでも、心が軽くなります。
③誰にも話せないことは、AIに話してみる
不登校や登校渋りに悩みは、とても繊細なことです。
どんなに仲の良いママ友でも、気軽には話せない…という方も多いです。
そんな時は、AIに話してみるという選択肢もあります。
AIは否定することもしないですし、あなたの話をただ静かに聞いてくれます。
気持ちをそのまま言葉にしているだけでも、驚くほどスッキリすることがあります。
まとめ

子どもの不登校に、正解なんてありません。
✅「やらない勇気」を持つこと
✅子どもにとっての“安全基地”でいること
✅自分自身を責めず、整えること
これだけで、十分なサポートです。
あなたの頑張りすぎが、子どもにとっての負担にならないように。
親が穏やかにいることが、子どもの力になります。
あなたの焦らないが、子どもの自分で歩き出す力になります。
大丈夫、親子で一緒に進んでいけます。